- 片付けても片付けても、すぐに散らかる
- やることが多すぎて、片付けにまで手が回らない
子育てに追われ、そんな出口の見えない悪循環に陥っていませんか?
かつての私も、子どもが2人、3人と増えるにつれ、家事が思い通りにいかないストレスでイライラし、たった一人で頑張っているような孤独感に押しつぶされそうでした。

そんな中で気づいたのが、「自分がもっと頑張る」のではなく、仕組みを変える必要があるということでした。
それが…
- 子どもと一緒に片付けやすい仕組み
- そもそも1人でも、早く・簡単に片付く仕組み
この2つです。
この記事では、元・片付け下手な3児の母である私が、試行錯誤の末に見つけた「1人で頑張らなくても部屋が整う4つのルール」を詳しく解説します。
この記事を読むことで、時間に追われる日々から解放され、散らかった部屋を見てイライラする毎日から抜け出すヒントが見つかれば嬉しいです。
「早く・簡単に・誰でもできる収納の仕組み」を作ったことで、ワンオペ育児でも片付けのハードルが下がり、部屋の綺麗さが維持できるようになった。
子育て中の部屋はなぜ片付かないのか


① そもそも子どもは片付けの必要性を感じていない
幼い子どもは、「片付けなければならない」という意識がまだありません。



目の前のことに興味津々で、「遊びたい」が最優先ですよね。
だから、次から次へと出しては遊び、散らかっていくのはとても自然なことです。
子どもが1人の頃は、そこまで問題なく片付けられていました。
でも、子どもが増えるにつれておもちゃの量も増え、さらにやるべき家事も増え、どんどん手が回らなくなっていきました。
ゆっくり片付けができる時間は、子どもが昼寝をしている時か、夜寝た後くらい。
けれどその時間も、他のやらなければならないタスクに追われ、片付けの優先順位はどんどん下がっていきました。
② 収納と物の量が合っていない
子どもが増えると、物の量も自然と増えていきます。



おもちゃ、絵本、学用品、服…。気づけば収納からあふれ出してしまいます。
そうすると、どこに戻せばいいのか分からない「迷子の物」が、あちこちにちょい置きされるようになり、気がつけば部屋は常に散らかった状態に。
ただ、物が増えるたびに収納を増やしていくのは、あまりおすすめできません。
結局、増やした分だけ物も増え、また同じことの繰り返しになるからです。
大切なのは、その時その時の家族に合った「ちょうどいい量」にしていくこと。
物の量と収納のバランスを整えていかないと、どんなに頑張っても片付かなくなります。
③ 子どもにとって戻すのが難しい収納
片付けは、大人にとっては簡単でも、子どもにとっては意外とハードルが高いものです。



どこに戻すのか分からない。
どうやって戻すのか分からない。
そんな収納では、子どもに片付けを手伝ってもらうのも難しいですし、将来「自分で片付けられる子」になるのも遠いまま。
いつまでたっても、ひとりバタバタと同じことを繰り返しているような状態から抜け出すことができません。
子どもが見ただけで分かる「視覚に訴える収納」、細かく分けすぎない「ざっくり収納」にすることで、片付けへのハードルはぐっと下がります。



片付けは、根性論や気持ちだけではどうにもなりません。
仕組みを変えない限り、同じことを繰り返すだけなのです。
片付けをラクにするために変えた収納ルール4つ
散らかる部屋でイライラの限界を迎えた私が、ワンオペ育児の中で収納を見直し、取り入れたのがこの4つのルールです。
①クローゼットを活用した「見えない収納」でスッキリ
わが家のクローゼットは、上下に分かれた押し入れタイプです。
奥行きがかなりあり、正直うまく活用できていませんでした。
そこで思いついたのが、「クローゼット下段・秘密基地計画」です。
まず床にフロアマットを敷いて、クッション性を持たせました。
その上で、奥の壁に沿って2段のカラーボックスを並べます。
クローゼットは奥行きがあるので、カラーボックスを置いても手前にまだまだスペースが残ります。
クローゼットの中を子どもたちのおもちゃ置き場にし、さらにその中に入って遊べるようになったので、ここはすっかり子どもたちのお気に入りの場所になりました。
クローゼットの中をおもちゃ収納にしたことで、扉を閉めれば中は見えません。



いわゆる「見えない収納」になるので、リビング側は視覚的にもかなりスッキリします。
さらに、急いで片付けなければならない時は「とりあえず放り込めばOK」。
それだけで片付いて見える仕組みになったので、片付けの心理的ハードルがぐっと下がりました。
②カラーボックス+大きめボックスの「ざっくり収納」
クローゼット下段に並べたカラーボックスの中には、無印良品のやわらかポリエチレンケースを入れました。
このケースはやわらかく、角も丸いので、小さな子どもでも安心して扱えます。



持ち手穴付きで持ちやすく、しかも型崩れしないところがお気に入りです。
色は白なので、中が多少ごちゃついていても、見た目はスッキリ整って見えます。
中が見えないボックスに「ざっくり収納」することで、
- 細かく分類しなくていい
- 戻す場所に迷わない
- とりあえず入れれば片付く
という状態が自然とできました。
サイズ展開も豊富で、ハーフサイズを1つのボックスに2個並べたり、おもちゃの種類に合わせて入れ替えたりもできます。



蓋もあるので、重ねて収納でき、ほこりをかぶる心配がないのも嬉しいポイントです。
子どものおもちゃ収納としては、かなり使い勝手が良いと実感しています。
実際のビフォーアフターは、こちらです👇見直し前の様子


現在のクローゼット下段の様子


③子どもの物の置き場所は一か所に集約
散らかりやすい一番の原因は、「子どもの物が家のあちこちに点在していること」だと感じています。
リビング、子ども部屋、廊下、寝室…。
場所が分かれていると、どこに何があるのか分からなくなり、片付けも管理もどんどん大変になります。
そこでわが家では、子どもの物は基本すべて一か所に集約することにしました。



わが家の場合は、リビング横の和室です。
この和室に
- おもちゃや絵本
- 着替え(普段着)
- 遊ぶスペース
- 寝る場所
をまとめて、「子どもの生活がこの一部屋で完結する」ようにしました。
こうすることで、散らかったとしても散らかる場所は一か所だけ。
最悪、時間がない時は和室の扉を閉めればOK、という状態になります。
さらに、「今使っている物」だけをこの和室に置くこともルールにしました。
よく遊ぶおもちゃ、今の季節の服はこの部屋に。
あまり使わない2軍・3軍のおもちゃや、季節外の服、成長してサイズアウトした物などは別の場所へ。
物の量を最適化しながら、収納を整え、使う場所に集約する。



このルールのおかげで、管理が一気に楽になりました。
今は子どもたちも成長し、それぞれ子ども部屋もありますが、幼児の頃は「着替える・遊ぶ・寝る」すべてをこの和室で完結させていました。
結果的に、ワンオペだった当時の私にとっては、それが一番無理のない形だったと感じています。
④物の量と収納を定期的に見直して最適化
どんなに収納を整えても、見直しをしなければ物は必ず増えていきます。
子どもが成長すれば、持ち物も、興味も、必要な物もどんどん変わる。
意識して見直さなければ、気づかないうちに「今はもう使っていない物」であふれてしまいます。
だからわが家では、定期的に物の量と収納を見直す時間を取るようにしています。
このときに大切にしているのは、「減らすこと」だけを目的にしないこと。
もちろん不要な物は減らしますが、それ以上に
- 今の暮らしに合っているか
- 今の子どもにとって使いやすいか
を基準に考えるようにしています。
成長に合わせて、必要な物は増えていく。
それ自体は悪いことではなく、自然なこと。
だから
- 減らす努力はする
- でも、必要なら収納を増やすことも、形を変えることも否定しない
というスタンスでいます。
そして何より大切にしているのが、子どもと一緒に決めること。



これはまだ使う?
置き場所はどこにする?
必ず子どもと相談して、勝手に決めたり、勝手に捨てたりはしません。
一緒に考えることで、子ども自身も「自分の物」「自分の空間」という意識を持つようになります。
この見直しの目的は、部屋をキレイに保つことではなく、家族みんなが過ごしやすい環境を更新し続けること。
そのために、定期的に立ち止まり、今の暮らしに合っているかを確認しています。



それが、このルールのいちばん大切なところです。
わが家で子どもに伝えている「片付ける理由」
片付けは、「ちゃんとしなさい」「元に戻しなさい」と言われるもの、というイメージを持たれがちですが、わが家ではそうは伝えていません。
わが家で子どもに伝えているのは、片付けは「気持ちよく暮らすための手段」だということです。



例えば、こんな話をしています。
片付いていると、
- 部屋がスッキリして気持ちがいい
- 物をなくさない
- 探す時間や手間が減る
- やりたいと思ったことをすぐに始められる
だから、片付けは「怒られないためにやること」ではなくて、自分がラクになるためにやることなんだよ、ということ。
そして一緒に暮らす人が気持ちよく過ごせるように、みんなで協力し合うものなんだよ、ということを伝えています。
完璧に片付いている必要はないし、いつもキレイじゃなくてもいい。



わが家も、遊びが盛り上がって足の踏み場もないほど散らかること、まだまだ全然あります。
でも、散らかったあとも、自分たちが過ごしやすい状態に自分たちで戻せるということが大切なのです。
そして、片付けてくれたあとには必ず
「気持ちよくなったよ、ありがとう」と伝えています。
4つの収納ルールを見直して起こった変化
片付けをラクにするために収納のルールを整えてから、わが家の暮らしは少しずつですが確実に良い方向へ変わりました。
- なくし物・探し物が減った
- 散らかることにイライラしなくなった
- 目の前の遊びに集中できるようになった
- 片付け始めてから元に戻せるまでのスピードが劇的に上がった
①なくし物・探し物が減った
物の定位置が決まっていると、片付ける時に迷うことがなくなります。
使ったあとに自然と元に戻せるようになったことで、「あれ、どこいった?」と物を探す時間が激減しました。
②散らかることにイライラしなくなった
すぐ片付けられる仕組みに変え、最悪、扉を閉めるだけでごちゃつきを隠せる状態になってからは、散らかることに過剰にイライラしなくなりました。
以前は、子どもたちが次から次へとおもちゃを出して遊び始めると、「あ~せっかく片付けたのに~」という気持ちがありました。
しかし、散らかってもすぐに元に戻せるという安心感を得たことで、「散らかっても、あとで戻せるから大丈夫」と思えるようになったのです。
③目の前の遊びに集中できるようになった
散らかることに抵抗がなくなってからは、目の前の遊びに集中できるようになりました。
以前はせっせと片付けをしながら子どものあとを追いかけていましたが、「思いきり遊ぶ → あとで一緒に片付ける」という流れに変わりました。
④片付け始めてから元に戻せるまでのスピードが劇的に上がった
思い切り遊んだあとは、子どもたちみんなでお片付けの時間です。
幼児の頃は、なかなか最後まで片付けを完了させることは難しかったですが、それぞれができることを自分で考えてしてくれるようになりました。
今では私が手伝わなくても、子どもたちだけで役割分担をしながら元の状態に戻せるようになりました。



正直、とても助かっています。
まとめ|片付けは「頑張ること」ではなく「整えること」
家事や育児に追われるバタバタとした毎日の中で、散らかった部屋にいるとイライラしたり、なんだか気分も沈んでしまいます。
そんな時、うまくできない自分を責めてしまったり、努力が足りないからだと思ってしまいがちですが、実際は仕組みが今の暮らしに合っていないだけということがほとんどです。
子どもが増え、成長し、生活が変われば、収納や片付け方も変わって当然。



だから必要なのは、「もっと頑張ること」ではなく、「今の家族に合う形に整え直すこと」だと感じています。
今回ご紹介した4つのルールは、どれも片付けを頑張るための工夫ではなく、少しでもラクに、ワンオペでも回る状態に近づけるための工夫です。
もし今、「片付けがしんどい」「すぐ散らかってしまう」と感じているなら、まずはひとつだけ、できそうなところから試してみてください。
片付け以外にも、ワンオペをラクにするために整えてきたことは、こちらの記事でまとめています👇
▶ワンオペ育児をラクにした仕組みまとめ
片付けは、家族みんなが気持ちよく暮らすための土台づくりだと思います。
あなたの家族にとっての「ちょうどいい形」が見つかるヒントになれば嬉しいです。

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